コーヒーの保存法その2(冷蔵庫の保管はOK ?NG?)

前回からの続きです。   もうひとつ、よく聞かれるのが 冷蔵庫、冷凍庫で保存する、という保存方法です。   これは、ある一定の条件であれば とても有効です。   温度が低い状態だと劣化は確かに遅くなります。 ですが、それは「周りの空気に触れない密封状態であること」 が前提条件になります。  
冷蔵庫内
密封状態であれば冷蔵は有効です
脱酸素剤などで酸素がない状態で、 アルミ蒸着袋など ガスバリア性が高い容器に入れられ、 口が熱シールされて 完全に密封されている時には、 冷蔵庫、冷凍庫で 保管することが有効です。 酸化は10℃上がると倍の速度で、 10℃下がると半分の速度で 進みますので、 室温より10℃低ければ、 倍長持ちするわけです。   ちなみに当店のコーヒーは 脱酸素剤を入れたアルミ蒸着袋なので、 未開封ならば冷蔵庫・もしくは冷凍庫で保存することをおすすめします(^^)。 送料無料までのまとめ買いも安心ですね(←宣伝)   その他、バルブ付きで密封状態のコーヒー豆も、 ガスが出て行くのを少し抑えることが出来ます。   ただ、冷蔵の際は開封する前に室温に戻してから開封してください。 中身が冷たいままの袋を開封すると、結露して劣化の原因となってしまいます。   では、開封後の冷蔵庫保管はどうでしょう?   コーヒーは生豆が加熱されて炭化し、 多孔質の状態です。豆の中にたくさん空いた 隙間の中に香りの成分が入っています。 豆を挽くといい香りがひろがり、 お湯をかけた時にムクムクと膨らむのも、 多孔質の穴の中にガスがたくさん入っているからです。   言い換えると、焙煎後のコーヒー豆は「炭」の状態です。 ですから、開封した状態で冷蔵庫に 入れてしまうと、多孔質の穴に匂いを吸着する 「脱臭炭」のような働きをしてしまい、 冷蔵庫の匂いがついてしまいます。 また、冷蔵庫から出した時に周りの水分が結露し、 コーヒーの劣化を急速に進めてしまいます。   ですから、開封したら冷蔵庫・冷凍庫には入れない方がいいでしょう。   お店で購入した時点で 「密封していない袋」ならば →室内で常温保存(あまり温度変化のない場所)、 「密封パッケージで未開封」 →冷蔵、冷凍で保存(開封したら室内で常温保存)をしてください。   そしてやっぱり最後に大事なのは、 少しずつ買えるお店を探すこと、 開封したら新鮮なうちに飲んでしまうこと、 これが美味しいコーヒーを飲む秘訣なのは変わりありません!