この店のコーヒーについて

初めてこのサイトにいらっしゃった方に はじめまして。この店をやっている上田俊之といいます。 私が、この店で実現しようとしているコーヒーのことをご説明しようと思います。 世の中には、いろいろなコーヒーがあふれています。 安価で気楽に飲めるコーヒー、貴重で手に入りにくいコーヒー、 コクがあって苦いコーヒーや、酸っぱいコーヒー。 私はそんなたくさんある色々なコーヒーの中でも、やさしく、穏やかで爽やかな気分にしてくれるようなやさしい味のコーヒーを作ろうと考えています。 そして、雑に作り散らかすのではなく、丁寧に作りこんだコーヒーをお届けしたいと思っています。 一日の中でせっかく丁寧に淹れる大事な一杯。僕がお送りするコーヒーは精一杯、完成度を高めてお送りしようと考えています。 コーヒーは農作物、焙煎は調理、ここはものづくりの場。 僕が勉強のために中米のコーヒー農園に行って強く感じたのは、コーヒーは生き物、農作物だ、ということでした。コーヒーの生豆は、コーヒーの樹に成る果実を集めて、その種を加工することで生豆となります。果実ですから、まだ熟していない緑の実もありますし、美味しいそうに赤くなった実もあります。 地面の枯れ葉の上には、樹からこぼれ落ちた古い実も土に還ろうとしています。鳥も鳴き声も聞こえますし、風に揺れて葉の擦れる音もします。湿った土の香りと、風の音、時折り差し込む強い南国の日差しを浴びていると、一回一回の焙煎をキチンと作らなくては、と何度も思い返されるのです。 私が作るのは「ものづくり」の精神を芯に抱えた商品にしよう、 焙煎は火の通し方、時間、方法によって様々な味わいが作られますが、焙煎の考え方によって同じ豆でも全然違う味に仕上がります。つまり、調理なのです。