一回のご注文で2個までお買い上げいただけます
]]>当店ではずっと人気だったコロンビアスプレモが、昨年からコロンビアとブラジルの不作によって高値が続いており、気軽に楽しめない値段となってしまいました。
そこで、なるべく味を落とさず、楽しめる味わいで、少しでも手に入れやすい価格で探してみました。当分、こちらがスプレモの代替品となります。
スプレモに比べ少し明るめのキャラクターで、コロンビアらしいふっくらとした柔らかい味わいも感じられます。
十分に楽しいコーヒーです!
]]>エチオピアのイルガチェフェは独特の華やかな香りと豊かな甘みで異国情緒あふれる素晴らしい珈琲です。普通はその特徴のある繊細な味わいを楽しむために浅煎りにすることが多いのですがこちらはちょっと冒険、深煎りにしてみました。
こちらのファルコン社製イルガチェフェはナチュラル製法。ナチュラル製法とは摘んだ果実の果肉をとることなく、直接乾燥上で天日干しする製法のこと。果肉が乾燥につれて発酵し、独特の香りを持ったコーヒーになります。
今回は、独特のクセを和らげるために深煎りにしたのですが、甘味と風味に深煎りの苦味が加わることで、とても面白い味わいとなりました!
]]>スペシャルティコーヒーは美味しいけれど、やっぱり浅煎りが中心。深煎りは苦味やコクと引き換えに特徴的な風味が弱くなってしまい、「もったいない」と思わせてしまう豆が多く、なかなか深煎りでご提供出来る豆がありませんでした。
でも、こちらの商品はお手頃価格の中でも特徴的な甘みが感じられるコーヒーで、深煎りもオススメです!
こちらのコーヒーは深煎りです。同じ豆を、浅煎りにした商品もございます。同じ豆の焙煎度合いの違いによる味わいの違いもお楽しみください! →リオ コロラド(浅煎り)100g
粉の状態です。力強いしっかりとした香りを感じます。苦味を想像させる香ばしいさも入り混じった、複雑な香りです。浅煎りのコロラドが持っていた軽やかで甘みをふくんだ香りとは違う面白さがあります。
お湯を注いでみます。
深煎りなので膨らみはたっぷり。到着したばかりの豆を小さいドリッパーで抽出するときはご注意ください。ドリッパーから溢れてしまう場合もあります!
お湯を含むと香ばしい香りがコクのあるまろやかな香りに変化して、豊かな深煎りコーヒーの香りが漂います。少し粘り気のある苦味を含んだ香りが鼻の奥に抜けて、落ち着いた深煎りコーヒーらしい香りが部屋を包んでくれます
甘み ★★★★
苦味 ★★★★
酸味 ★
香り ★★★
深煎り
浅煎りでは特徴的だった果実感のある甘みは、深煎りにすることで苦味を伴った甘みに変化。黒糖のような甘みがしっかりとしたボディのコクと相まって余韻の長く続くコーヒーになりました。
しっかりとしたボディに豊かな甘味が合わさって、飲みごたえたっぷりの味わいです。
リオ・コロラド農園
グアテマラ パレンシア地区
Los Cuchumatanes山脈近郊
品種:ブルボン、パチェ、カトゥアイ、カチモール
スペシャルティコーヒーは美味しいけれど、なかなかのお値段でグイグイ飲むにはちょっとお財布に厳し目になってしまう。「なにか良いコーヒーはないかな〜」と探していましたが、このコーヒーなら十分に楽しめる複雑な味わいと明るい甘みを持っていて、おすすめできます!
こちらのコーヒーは浅煎りです。同じ豆を、深煎りにした商品もございます。同じ豆の焙煎度合いの違いによる味わいの違いもお楽しみください! →グアテマラ リオ コロラド(深煎り)100g
粉に挽いてみると、特徴的なナッツのような香りが立ちのぼります。少しだけスパイシーさのあるハーブのような香りも入り混じって刺激の少ない甘くて柔らかい、優しい香りでこのコーヒーの特徴を感じます。
お湯を注ぎます。
浅煎りなので膨らみは深煎りと比べ控えめ。それでも、お湯を吸ってふっくらと膨らんでくれます。
粉のときはナッツの香りを多く感じていましたが、お湯を含むとナッツよりもハーブのような植物の香りが強くなります。
甘み ★★★★★
苦味 ★
酸味 ★★★
香り ★★★★
浅煎り
口に含むと、プラムや熟したさくらんぼの果実のような、びっくりするくらいの甘みを感じられます。粉の時に感じたナッツの味わいはあまり感じられず、爽やかできれいな酸味が透明感のあるコーヒーにしてくれています。
素直できれいな甘みとすっきりとした後味、ハーブのような香りを伴って、朝からたっぷり飲めますし、のんびりした午後にもどんなスイーツにもよく合う軽くて爽やかなコーヒーです。ぜひぜひお試しくださいね!
リオ・コロラド農園
グアテマラ パレンシア地区
Los Cuchumatanes山脈近郊
品種:ブルボン、パチェ、カトゥアイ、カチモール
コーヒーの主要な生産国ではいつも新品種の開発が行われています。気候も変わっていきますし、人々に好まれる味わいも時代によって変わっていきます。また農家をずっと悩まし続けるサビ病などの病気、害虫などに耐性のある品種も求められています。
カスティージョ種は、コロンビアの次世代を担うコーヒーとして、2005年に初めて市場に出された、まだまだ新しい品種です。もともとはサビ病に耐性のあるコロンビア種(あまり美味しくなかった)を改良して作られ、サビ病への強さとその味の良さで、ここ最近ではコロンビアで最も植えられている品種となりました。
日本で買い付けられた品種が手に入るようになったのはまだここ数年。やっと日本にも輸出できるくらいの収量になってきたということなのでしょうか。
粉に挽いてみると、明るい酸味を伴う香りがパッと広がります。爽やかで柑橘を感じる香ばしい香りです。苦味を感じる香りは少なく、少しだけチョコレートのような甘味を伴った香りもあります。
お湯を含ませてみると乾いた状態とはまた違う甘味を伴った柔らかい香りに変化してきます。チョコレートも感じる複雑さが強くなります。ふっくらとした甘さの中に、柑橘の果物の皮のような香りも混ざります。
カップに注いで飲んでみます。
このラス・フローレス農園のカスティージョ種は、明るいオレンジのような優しい酸味を持ったコーヒーでした。もちろん甘味もたっぷり。ジューシーで、旨味がたっぷり詰まった味わいです。
当店で扱う他の品種と比べても少し強めのしっかりとした酸味を感じられる味わいを持っていたので、ジューシーな甘味をもっと感じていただけるよう、ちょっとだけ酸味を抑えた焙煎度合いとして、酸っぱさを感じすぎないように味を調節しました。
酸味を抑えると甘みが強く感じられて、ジューシーなのに酸っぱくなく、柔らかい甘さがとっても美味しい。甘めのミカンのような、穏やかで明るいコーヒーになってくれました!
カスティージョ種全般に酸味が強いのかどうかは他の農園のカスティージョ種を体験してみないとわかりませんが、だんだんと日本でも輸入される農園が増えていってますので、近いうちにまた別のカスティージョに出会う機会が来るかもしれませんね。
優しい味わいのコーヒーになっているので、軽めのお菓子やタルトなどのクッキーベースのケーキなどさくっとした甘いものとよくあいそうです〜。当店最初のカスティージョ、ぜひお試しくださいね。
甘み ★★★★
苦味 ★★
酸味 ★★★
香り ★★★
オレンジのような酸味。ジューシーな甘味。
浅煎り
アラビカ種 カスティージョ種 精選方法:天日乾燥・水洗式
ラス・フローレス農園
コロンビア サンタンデール県
標高:1700m
マラゴジッペという品種をご存知ですか?当店では以前ニカラグア産の優しくて明るい味わいのマラゴジッペがありましたが、しばらく前から欠品しております。
マラゴジッペはとても面白いコーヒーだと思うのですが、単一品種で栽培してる農家はあまりなく、出会うことが出来ずにおりました。ですが今回、久しぶりにちゃんと美味しいマラゴジッペに出会いましたので、新たに入荷いたしました。今度はグアテマラ産。以前のニカラグア産のマラゴジッペとはまた違う味わいを持ったマラゴジッペをご案内いたします。
これはマラゴジッペとブルボンの大きさの比較です。左は標準的なブルボン種。右がラ・ボルサ マラゴジッペ。ずいぶん大きさが違いますね!
粒の大きさは一見大味なコーヒーになるような印象があるかもしれませんが、決してそんなことはありません。緻密で、甘みも旨味もたっぷり詰まっています。
ひと粒ずつ見ても、同じコーヒー?というくらい違いますよね。ひと粒ずつが大きいと、一回の収穫作業で手数を少なく重量を収穫できます。摘み手の作業をする人は重さで賃金を得ることが出来ますから大きい粒を持つマラゴジッペは収穫の効率がいいわけです。
粉に挽いたところ。ほのかに酸味を感じる香ばしい香りが立ちのぼります。鼻の奥にピリッと感じるシャープな感覚が、このコーヒーの味の方向性を感じられます。
抽出してみます。お湯をかけると綺麗に膨らんできますが、浅煎りなので当店の豆の中では膨らみ方は穏やか。香りは明るくて華やか。朝のコーヒータイムに最適な軽さの中に爽やかさを感じる香りです。
甘み ★★★
苦味 ★
酸味 ★★★★
香り ★★★★
浅煎り
一口含んでみると、ジューシーな甘味とちょうどいい酸味が広がって、とても爽やか。後味にも重さが残らず、甘みの余韻が続きます。お休みの日、ゆっくりとした朝の時間に香ばしく焼いたパンやクロワッサンなどと一緒にいただくとなんだか良い一日になりそうな綺麗なコーヒーです。他にもクッキーやシナモンの効いたお菓子などもとてもよく合いそう。
ぜひ一度、明るい甘みと綺麗な後味、爽やかな味わいのグアテマラ産のマラゴジッペをお試しくださいね!
]]>パッケージを開けてまず気がつくのは、おそらく豆の大きさです。
豆の大きな品種といえばマラゴジッペやマンデリンとして知られるインドネシア産のリントン種などですが、このパカマラ種も負けていません。
写真の左側のコーヒー豆は一般的なブルボン種ですが、右側のパカマラの大きさがよく分かりますよね!
味わいは、甘みたっぷり、ブルボン種にも似たきれいな透明感あふれる酸味。当店では、もちろん刺すような酸味ではなく、柔らかく、ほんのりと甘みを強調するような酸味を残してこの豆の持つ複雑な味わいを表現しています。
もともとバカマラ種は、収穫量アップのためにエルサルバドルの国立コーヒー研究所で開発の始まった品種です。
矮性種で収穫しやすいパーカス種と粒の大きいマラゴジッペ種を掛け合わせ、一回の収穫作業でなるべく沢山の収穫量(重量)を得ようと狙ったもの。一つの品種の開発には数十年の時間がかかるので、パカマラ種は比較的最近、一般的に市場に出回るようになった新しいコーヒーです。
甘み ★★★★★
苦味 ★
酸味 ★★★
香り ★★★★
大粒のパカマラを挽いてみると、固さの無い、まろやかな香りが立ち昇ります。あまり深く煎らずに様々な成分をなるべく残すようふっくらと焼き込んだため、香りも複雑です。優しくて、明るいコーヒーの印象です。
明るくて透明感のある酸味
軽やかな甘みと上品な旨味
浅煎り
ドリップしてみます。
浅煎りなので、膨らみはやわから。でも香りはたっぷりです。お湯を含むと、注ぐ前の乾いた粉の香りとはまた違う、甘くてほんのり華やか、思いっきり吸い込んでみたくなるような、透明感のある優しい香りが辺りに漂います!
アラビカ種 パカマラ亜種 精選法:水洗式/天日乾燥
口に含むと、ドリップしているときの印象の通り、旨味と甘みがたっぷりと広がります。優しい香りと相まって、とってもジューシー。きれいな酸味が後味に広がりますが、酸っぱさはまったくなく、柔らかい酸味でこのコーヒーの明るいキャラクターが際立ちます。
飲み終わった後も豊かな味わいが残って、満足感はたっぷり。
香り豊かな焼きたてのパンにも、軽くて上品なチーズケーキのようなスイーツにも、とってもよくあって引き立て合う、品質の良いパカマラ種で、毎日のコーヒータイムがとても楽しみになる品の良いコーヒーです。
ぜひ皆さんもこのジューシーで甘いコーヒーをお試しくださいね。
ラ・プロヴィデンシア農園
グアテマラ ウエウエテナンゴ
Los Cuchumatanes山脈近郊
軽い味わいに仕上げる「やさしいコーヒー」の中でも、こちらはちょっと大人の味。
暗い色合いのベリー系の果物のような、上質な赤ワインのような、落ち着いた味わいがとても複雑!
この落ち着いた味と甘みの傾向は、精選方式にあります。
果肉を取り除いた後の粘液質は通常水によってきれいに洗い流され、明るい甘さと酸味が味わえるコーヒーとなりますが、こちらは粘液質をほぼそのまま残して乾燥処理をしました。
「パルブドナチュラル」よ呼ばれる精選方式は、強い甘みとコクを豆に残したい時に取られる方法です。
粉に挽いたところ。少しこげ茶色がかった独特の色合いは、パルブドナチュラルという精選方法によるもの。香りにも、甘さが加わってより香ばしい!
アラビカ種 カツーラ種
精選法:水洗式 パルプドナチュラル/天日乾燥
甘み ★★★★★
苦味 ★
酸味 ★★★
香り ★★★★
生豆の周りの粘液質をほぼそのまま残して乾燥処理をするので、通常の生豆よりも濃い色合いの生豆に仕上がっています。これが甘みの成分をたっぷり含んでいるわけです!!
赤ワインのような落ち着いた酸味とコクのある甘い香り
樹木のような複雑な味わいの後味。
抽出してみます。甘い香りが漂います。コクのありそうなコーヒーであることが、香りからも感じられます!
浅煎り
さっそく頂いてみましょう!今回は、軽い甘さのある生地にチョコチップが入ったクッキーを一緒に頂いてみます。
チョコの少し重めの甘さと、赤ワインのようなこのコーヒーはとても良く合いました!ほかにも、ベリー系のケーキとか、ひょっとしたら果物なんかと合わせても面白いかもしれませんね!
ガンボア農園
コスタリカ タラス地区
標高:1850m
コスタリカの小さな農家で育てられた、「ビジャサルチ」という品種のコーヒー。
このコーヒーは、コーヒーの実から果肉を取り除いた後の処理の仕方に特徴があります。通常は果肉を取り除いた後、生豆の周りについている粘液質を、水できれいに洗い流して処理をします。
このアレクサンダー ビジャサルチでは、粘液質をすべて洗い流すのではなく、半分ほど残して乾燥させています。
処理の違いは、外見の違いにも現れています。
左が通常の水洗処理された生豆。右側が、イエローハニーという粘液質を半分残した処理。
わかりますか?少し色が濃いですよね!
この粘液質には果肉の甘みがたくさん残っていますから、焙煎後の豆もコクのある甘みが増します。
焙煎後の豆も普通の水洗処理された豆と比べてみます。右が、アレクサンダー ビジャサルチ。左側の豆に比べて、色に茶色味が少なく色が濃いですよね。焙煎後の豆も、生豆と同じように粘液質の残っている分、色が濃くなっています!
甘み ★★★★★
苦味 ★★
酸味 ★★★
香り ★★★★★
オレンジのような優しい甘み。
はっさくのようなほっこりと刺激の少ない酸味が仄かに感じられます。
粉に挽いたところ。甘みの強い香りが、やや濃い目の茶色の粉から漂ってきます。
浅煎り
アラビカ種 ビジャサルチ 精選方法:天日乾燥・イエローハニー・水洗式
精選処理の違いがわかったところで、さっそくドリップをしてみましょう。浅煎りなので膨らみは穏やか。ちょっとキャラメルを思わせる甘い香ばしい香りが漂います。
アレクサンダー農園
コスタリカ ウエストバレー地区
標高:1500m〜1650m